平成23年1月  N0.29



 新年あけましておめでとうございます。後援会の皆様におかれましては、希望に満ちた輝かしい新年を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
 菅内閣の誕生から半年を過ぎ、内閣支持率は早くも政権維持上の危険水域とされる20%台に突入しました。
 中国漁船衝突事件での政府対応への批判に始まり、検察審査会の小沢一郎元代表に対する強制起訴議決と「政治とカネ」の問題はいまだにくすぶり続けており、中国漁船衝突事件のビデオ映像の流出。
 更に柳田法相辞任に加え、北朝鮮による韓国砲撃時の危機管理対応の遅れ、また、11月中旬のAPEC首脳会議での中国国家主席との日中首脳会談で、菅首相がうつむき加減でメモを読む姿がテレビ放映されたのも、政権の統治能力に対する国民への大きな不信につながったのではないでしょうか。
 問責決議が可決された仙谷官房長官らがなお続投した場合、2011年度予算審議の舞台となる通常国会の運営が空転する情勢は必至で、菅政権は危機的状況にあると言っても過言ではありません。
 しかし野党第一党たる自民党の支持が上昇しているかといえば、必ずしもそうではないようです。
 このまたとない「敵失」に乗ずることができないのは、自民党もまだ旧来の古い体質から脱却したとはみられていないからだと思います。
 国民の支持が得られるよう、早急な体質改善を図る必要があると思います。
 民主党政権は打開策として、昨年5月、沖縄米軍普天間基地問題を巡る「日米共同声明」(日米合意)で辺野古への移設が合意されたのを受け連立政権を離脱した社民党と急接近し、衆議院での再議決権を得る3分の2の枠組みをつくろうとしていますが、国政の混乱を一層深めるのではないかと心配するのは私一人ではないと思います。
 民主党政権の責任ある自覚を促したいと思います。
 さて、地方自治体においては首長と議員それぞれが直接選挙で選ばれる二元代表制が採られていますが、最近「地方議会のあり方」についての議論が活発になされています。
 このような中、私は議長として「長崎市議会基本条例」の制定をはじめとする議会改革に取組んでまいりました。
 この条例の制定により議員の資質の向上、市民に開かれた議会として活性化が図られるものと確信いたしております。
 本年5月2日から施行いたします。
 また、今年は統一地方選挙の年であります。
 市長・市議会議員選挙がこの4月に予定されておりますが、今回の選挙の議員定数につきましては現行の51名から40名に削減する見直しを行ないました。
 行政の行財政改革に先駆けて議会自ら身を削る姿勢を示したものとご理解下さい。
 議員選挙は、少数激戦になるものと予測されます。
 私は、再度挑戦の意思を固め、努力して参る決意を新たにいたしているところでございます。
 これまで皆様の代弁者として、皆様の声を生かし、公平公正で、子ども達に夢を与える市政を目指して参りました。
 これからも、これまでの経験を生かし、皆様の負託にお応えできますよう誠心誠意努力し、諸課題の解決に取組んで参りますのでよろしくお願い申し上げます。
 平成23年が皆様にとりまして、素晴らしい年でありますよう心からお祈り申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。



 昨年NHK大河ドラマ「龍馬伝」が放映されたことで、主人公の坂本龍馬が活躍した長崎が注目を集めました。
 一般的に大河ドラマの舞台となった地域は観光客の増加がみられ、経済効果も生まれています。
 長崎経済研究所が分析した結果が出ましたので紹介します。
 市外から「龍馬伝」をきっかけに来場した入り込み観光客が102万7千人、その観光消費額は112億円と推計し、関連産業への波及効果を求めると182億円ということです。
 他地域においてドラマ放映の翌年は総じて観光客が減少に転じていることを考え合わせても、本年以降の減少は容易に予想されます。
 そこで市は「龍馬ゆかりの地」を強く印象づけたドラマの余韻を生かすべく道を探っています。
 本年2月で閉館予定だった「長崎まちなか龍馬館」を1年間延長する方針を決めました。 底堅い龍馬人気となるよう願います。 今年中、台湾などアジア各地で「龍馬伝」が放映されます。 アジアからの観光客誘致の側面からも引続き龍馬を長崎観光の柱に据える意義は大きいと思います。
 観光振興と中心地商業活性化に寄与すると思います。「まちなか龍馬館」の今年1年の盛況を祈念します。
 一方、長崎で新たな観光企画の準備が進んでいます。 今年は中国辛亥革命100年の年。 革命の父・孫文を支えた長崎出身の実業家・梅屋庄吉に焦点を当て特別展を県は企画しています。県・市が一体となって取組むべきアジア戦略の一環だと思います。
 また、中村県知事が県議会でハウステンボス(HTB)が計画している長崎−上海航路について、協力する姿勢を示し「長崎を海外との交流拠点として再整備する」と述べ、長崎をゲートウェーとして上海航路が一気に復活する事となりました。
計画によりますと、船内を「動くパビリオン」として、船内では県産品販売やイベント実施で「県の観光、歴史、文化を情報発信したい」としています。
 HTBは今年7月定期航路を就航させ、導入するフェリーは2万〜3万トン(1千300人〜1千700人乗り)で1日おきに上海と長崎を往復する。所要時間は20時間余、年間10万人〜20万人の利用を見込んでいます。
 実現すれば本県に入出国する観光客の起点となり経済効果は大きく、本市も積極的に参画すべきだと思います。





これまでの会報をお読みいただければ吉原孝の、政治姿勢はお分かりいただけるものと思います。(17号迄はあいさつ文のみ、掲載しております。)



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