NO.7 (平成7年12月)

 後援会の皆様には、ご健勝の事とお慶び申し上げます。
 去る四月の市議会議員選挙に於きまして、私を再選していただき、本当にありがとうございました。
新市長の誕生もあり、市政の遂行に、これまで以上に真摯に取り組まなければと決意を新たに致しているところであります。皆様おひとりおひとりのご支援に心より感謝を申し上げます。
 ところで、7月に参議院選挙が実施されましたが、長崎選挙区では、保守の分裂により自民惨敗に終わり、全国レベルでみると、新進躍進・社会退潮の図式が見られました。「新進はこれからも躍進を続けるのか?」
「村山首相が選挙に負けても首相をやっておれるのは何故か?」「投票率の低さはこれからの政治にどう響くのか?」などを考えるにつけ、政治の行先に不安定な要素が多くあることがわかります。
 今、日本は戦後50年目の反省期にあって、新たな『国家ビジョン』をどうつくりあげるか自問自答しているところです。政局はかなり混乱しており、新秩序形成に向けて時間を要する気が致します。
 本市は市長が代わりました。新市長は、行政改革、経済活性化策、重点施策の見直し、第三次基本計画の策定などなど、政策検討に入って頑張っております。
 本来政治家は問題の本質をスパッと指摘して、ビジョン/方針を示すべきであり、なかんずくそれがリーダーの役割だと思います。市長のリーダーシップに期待致します。また、私も、市政に対する見識、判断を誤またない様、立場を十分にわきまえつつ、四年間、精進して参りたいと思っています。
 皆様の変らぬご支援と、ご叱声、ご指導を、よろしくお願い申し上げます。

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